第1回大会 概要
日時:2012年11月27日(火)
場所:福岡姪浜漁港~博多湾内
題目:ボートシーバス
選手:全10店舗チーム、20名
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大会レポート

ついに第1回大会当日がやってきた。
構想半日、準備1週間の突発開催ながら、全10店舗20名の選手の皆さんが一同に会するイベントに発展した。
3日前の予報は雨+強風。ダメだこりゃと開催を諦めかけていたら、前日になって天候回復の予報に大転換。
用意された横断幕に盛り上がる中、全員で記念撮影。楽しげな人、気合入りまくりの人、ただ寒そうな人、いろんな顔が入り混じりつつ、いよいよ大会スタート。いやぁーワクワクすっど!!
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出航前に、大会神事を執り行なう。 |
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店舗でクジ引きをして、それぞれの船に乗り込む。 |
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1番艇・ドナルド号(木村船団長) |
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さあ、いよいよ大会スタート。 |
さっそくヒット!ナイスフィーーッシュ!
はやくもスタートダッシュをかけたのは2番艇・さつき号の選手6名。
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チーム「アシェット・ド・マコ」オーナー・岡部誠さん。 料理人としてこれまでさばいたスズキは1000匹以上。 この大会のために髪型を変えて臨む気合の入り様。 |
チーム「アシェット・ド・マコ」助っ人・山方義孝さん。 清川にある老舗店「肉の山形屋」の若手オーナー。 肉のプロフェッショナルがガチの魚釣りにチャレンジ。 |
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チーム「クロマニヨン」オーナー・市村大輔さん。 昨年秋に夫婦で釣りをはじめて今回も即参加。 "嫁にゃ負けん"と誓うが寒さで顔が負け気味か。 |
チーム「クロマニヨン」オーナー・市村仁美さん。 夫がシェフ、妻がソムリエールの仲良し名コンビ。 夜もテンション高いけど朝もこの笑顔。超元気。 |
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チーム「山縣屋」オーナー・山縣亮輔さん。 普段寝る時間に釣りをやるなんてとボヤきつつ、 全身イタリアファッションに身を包んで気合十分。 |
チーム「山縣屋」助っ人・副島雅士さん。 今泉のセレクトブティック「ルミナリー」のオーナー。 "大物だけセレクトして釣るけんね"と目力が光る。 |
釣り経験が少ない選手が集まったフレッシュなグループながら、ドンドンと釣果をのばしていく。
シーバスフィッシングは「投げて、巻くだけ」という至ってシンプルに楽しめる釣りである。
しかもベテラン船長のサポートがあれば鬼に金棒。がんばってー!
4番艇・スティングレイ号もヒット連発!
1チーム貸し切りで乗り込んだ男性コンビは、普段から海に川に池にと釣りを楽しむベテラン達。
釣り歴2人あわせて60年の意地とプライドで、チンケな小船に乗ったハンディキャップを跳ね返せるか?
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チーム「手島邸」オーナー・奥津啓克さん。 店の取材は断るが、釣りの誘いは絶対断らない男。 皆も認める優勝候補だが果たして結果はいかに? |
チーム「手島邸」助っ人・徳永隆一郎さん。 "仕事より釣り優先"がモットーの若手企業社長。 早くも当たりルアーで爆釣中。個人優勝なるか? |
3番艇・飛翔号のグループは、初心者と経験者が入り混じる不思議な集団。このアンバランスが功を奏して団結力バツグン。船長がみんなのテンションを上げつつドンドン釣果を伸ばしていく。優勝者店舗出るか?
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チーム「欧割烹清水」オーナー・清水美明さん。 大会前に新品の釣り道具を買って準備万全だが "夜は強いけど朝は弱いです"とまさにこの表情。 |
チーム「欧割烹清水」スタッフ・上杉卓也さん。 実家が焼肉店、前職も焼肉店と、魚に縁が薄い男。 低血圧に悩むオーナーの横で至って元気ハツラツ。 |
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チーム「ロータス」オーナー・北島佳澄さん。 熱血ピザ職人が初挑戦で臨む釣り大会。 "助っ人任せです"と他力本願で優勝を狙う。 |
チーム「ロータス」助っ人・小林加瑞也さん。 敏腕の時計バイヤーにして海釣りの達人。 注目のなかキスを釣り上げ周囲の度肝を抜く。 |
チーム「燈(あかり)」スタッフ・和田悠太さん。 若手だがバスフィッシング歴10年のツワモノ。 去年の70cmオーバーの自己更新なるか? |
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きたー!大物ゲット!! |
電話でもたらされた3番艇からの速報に沸き立ち、猛然と追撃をはかる1番艇・ドナルド号。
1チームが若干足を引っ張る中、残り2チームが息を弾ませて優勝を狙う。
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チーム「巧房」オーナー・岡田茂樹さん。 釣りとカヤックを趣味に持つ海の男。肌黒すぎ。 大会前にもリハーサルで海に出て自信満々だ。 |
チーム「巧房」スタッフ・木本寿桓さん。 "釣れなかったら坊主頭"とオーナー通告されるも 気合で渾身の1本。目尻にうっすら涙が光る。 |
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チーム「酒陶築地」オーナー築地輝幸さん。 前日の酒が抜けない中、釣れたと思ったら まさかのカタクチイワシ。酒のツマミかっ。 |
チーム「酒陶築地」ペアの東園真須美さん。 二日酔いで意欲失速、もはや竿先も見てない。 昨夜酒を振舞ったマコチームの作戦成功か。 |
チーム「とり田」助っ人・永嶌里佳さん。 ご夫婦での奥様参加だが、釣りは熟練の域。 店の看板を背負って見事な1本、いい笑顔。 |
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「来ました!これヤバいかもです!!」 |
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見事に釣り上げたのは、95cmの超特大スズキ!! |
大会を無事に終えて、港から歩いてすぐのレストラン「La Suite(ラ・スイーテ)」へ移動。
みんなで美味しいイタリアンに舌鼓を打ちつつ会話が弾むが、盛り上がった疲れが出たのか、すでに睡魔との戦いに没頭する選手も続出。しかし賞品がテーブルに並べられるにつれ、期待と興奮が店に充満していく。
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大会発起人の挨拶、船団長の挨拶があって、さぁ、いよいよ結果発表。
第1回大会 受賞結果
渾身の1本で見事巨大シーバスを釣り上げた和彦さんと、 それを傍で支えた里佳さんの釣り好き夫婦ペアが受賞。 今年の夏に薬院でオープンし、初めての年末繁忙期に備える 「博多水炊き とり田」に大いに勢いをもたらす優勝となった。 |
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釣りをこよなく愛する20代コンビが若さを生かして受賞。 こちらも今年オープンの「和風個室居酒屋 燈AKARI」 の看板を見事に背負ってみせ、堂々の結果を残した。 |
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ダントツの釣果で個人優勝の栄冠に輝いた徳永さん。 賞品の特級ワインを「ボク、ワイン分かんないんで」と チームパートナーにあっさりプレゼント。将来後悔するぞ。 |
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40歳同い年のお二人が、競い合うも同数を釣って同時受賞。 「このウイスキーは2人で仲良く飲みます」と言うがおそらく どっちが多く飲んだかで後でモメること間違いなし。 |
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大会に快くご協賛下さった企業各社の皆様に心より御礼申し上げます。本当にありがとうございました。
次回の第2回大会は来年2013年春頃、『鯛テンヤ釣り大会』を早くも構想中です。
参加選手の皆さん、ご協力下さった船長のお三方、事務局スタッフ皆さん、お疲れ様でした。
また来年を楽しみに!
<大会後記>
無事豊漁となったこの日の夜、釣れた魚はそれぞれの参加飲食店で「博多湾釣りたてスズキ」として調理され、多くのお客様方に美味しく提供されました。
本大会の最大の特徴は、生産者(釣り人)・提供者(飲食店)・消費者(お客様)が、たった一日の間で、しかも目に見える形で繋がることです。これは、豊富な幸が溢れる海と、食の喜びが溢れる繁華街とが、ほんの目と鼻の先の距離にある福岡という街だからこそ実現できることなのです。
この大会が、福岡の魚食推進ならびに水産の地産地消につながる活動となっていけることを切に願います。
会発足のお知らせ
以下の通り、本会を発足いたしましたのでご報告申し上げます。
名称 | 福岡飲食店フィッシング愛好会 |
発足日 | 2012年11月20日 |
入会規定 | 福岡県内で飲食業に携わり、店舗を代表して参加できる方 |
釣りを愛する方、釣りを愛する予定のある方 | |
事務局 | E-MAIL:watanabe@kenbundo.jp |