第3回大会 概要

日時:2013年11月06日(水)
題目:ボートシーバス
選手:全18店舗チーム、36名
<Aグループ> 中島町倶楽部(博多区中洲中島町) 山縣屋(中央区清川) 焼肉神楽(中央区薬院) 天神ICHIGO(中央区大名) |
<Bグループ> 広島お好み焼き 巧房(中央区白金) オステリア リンダ(中央区高砂) イタリア食堂キャリー(早良区西新) 貝焼き屋ぢゅげむ(早良区西新) |
<Cグループ> アシェット・ド・マコ(中央区大宮) 博仏ダイニング キノシタ(中央区大名) 夢の蔵(南区清水) サディダカール(中央区今泉) |
<Dグループ> 酒陶築地(中央区平尾) トラットリア カリメロ(中央区薬院) COME(中央区春吉) |
<Eグループ> ピッツェリア ロータス(中央区平尾) ブラッスリー レキップ(中央区薬院) ル・ブルトン(中央区今泉) |
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大会レポート

半年に一度の釣りの祭典も、いよいよ第3回大会を迎えた。
わずか3人で声かけを始めた集まりが、たった1年で総勢40名のイベントに拡大した。福岡の横のつながり恐るべしである。お馴染みの常連さんも、初参加の店舗さんも、みんなで仲良く記念撮影。さぁ今回もガッツリ釣りましょー!
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突然ですが、メッセージを頂きました。 |
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1番艇・ドナルド号(木村船長)
それぞれA~Eグループの班長がクジ引きして乗船。 |
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姪浜漁港から走ること約10分、東区アイランドシティ沖のポイントに到着して、いよいよ釣りスタート。 |
さっそくヒットぉ!スタートダッシュは2番艇・チャモロ号に乗り込んだAグループ。
第1回大会優勝者を含めたベテラン面々が次々と釣果を上げます。いったれー!
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チーム「中島町倶楽部」奥津啓克さん。 ミシュラン掲載は断るが、釣りの誘いは断らない男。 普段から大型青物を釣りまくる熟練者の意地を見せるぞ。 |
チーム「中島町倶楽部」永嶌和彦さん。 去年秋に95cmの大会記録を出した税理士アングラー。 とりあえず42cmを難なく捕獲。デカいの来い来い。 |
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チーム「山縣屋」山縣亮輔さん。 清川の裏の裏の裏通りに隠れた名フレンチオーナー。 スズキを釣ったら即ポワレ。遊びじゃなくて仕入れです。 |
チーム「山縣屋」伊藤一希さん。 "村崎焼鳥研究所"で活躍する助っ人パートナー。 大会前から焼鳥よりも釣り研究を優先して挑む。 |
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チーム「神楽」神野浩之さん。 焼肉店オーナーが釣り上げたのは5cmの極小魚。 今回は小物賞は無いのに思わず狙ってしまったか。 |
チーム「神楽」徳永隆一郎さん。 ベッドでも竿と寝るほどの釣り好き助っ人パートナー。 去年大会ダントツの個人優勝に輝く。二連覇いくぞ。 |
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チーム「天神ICHIGO」和田悠太さん。 総数55席の隠れ家居酒屋を運営する若手店長。 「仕事の息抜きじゃなくガチでいきます」と気合十分。 |
チーム「天神ICHIGO」神薗海人さん。 苗字に"神"を、名前に"海"を持つ恵まれた男。 前回大型シーバスを難なく上げたが今回もイケるか。 |
洋食店が集まるEグループが乗り込んだのは、5番艇・飛翔号。
腕や努力よりも「ミラクル来い!」が一致団結の合言葉。みんなで祈って奇跡を起こすぞ。
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チーム「ロータス」北島佳澄さん。 平尾の裏通りに隠れた釜焼きピザの名店オーナー。 常連ながら毎回助っ人頼みで今回も受賞を狙う。 |
チーム「ロータス」小林はんじさん。 普段から遊漁船で博多湾と親しむ強力な助っ人。 が、前日にクエを釣ってミラクル9割使いました。 |
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チーム「レキップ」中川力さん。 フランスワインの目利きを磨くソムリエオーナー。 大会前の練習ではボウズ。まだミラクル使ってないよー。 |
チーム「レキップ」熊本明彦さん。 フランス料理の研究に勤しむ軍人顔の敏腕シェフ。 タイミングをつかんで4連発。思わず笑顔がこぼれます。 |
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チーム「ル・ブルトン」溝口寛さん。 本場フランスのガレットを提供するこだわりオーナー。 初参加ながら釣り経験は十分。いいサイズきました。 |
チーム「ル・ブルトン」石井万美子さん。 クレープ職人で山ガールなアウトドア女子。 初シーバスに嬉しい笑顔。オーナーやりましたよー! |
4番艇・さつき号は、初参加の2店舗を加えたフレッシュなDグループ。
大会常連だけど何かとヤラかすチーム酒陶築地が、今回こそグループ釣果を引き上げることができるのか。
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チーム「COME」米谷健太郎さん。 名店サーラカリーナ出身、期待のイタリアンオーナー。 料理は繊細ながら釣りは豪快さで勝負だ。 |
チーム「COME」勝目洋光さん。 オーナーを厨房で支える料理人にして釣り熟練者。 ルアー選びから一歩先を行って釣果を伸ばす。 |
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チーム「酒陶築地」築地輝幸さん。 お酒と古陶磁器を目利きする名店オーナー。 毎晩会議と称して仲間と飲んで勝負に臨む。 |
チーム「酒陶築地」東園真須美さん。 必勝のイエローハットで気合を入れる紅一点。 唯一の釣果はコーラのペットボトル。最高です。 |
チーム「カリメロ」永渕敏之さん。 薬院で賑わいをみせるイタリアンオーナー。 初参加ながら良型連発、一気に優勝を狙う。 |
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きたーー大物! 釣り上げたのはチーム「カリメロ」梅原嘉晃さん。 |
大会中盤を迎えたところで、3番艇・スティングレイ号のBグループ"男塾"もヒット連発。
野次や罵声が飛び交う体育会系のノリが、果たして混乱の凶と出るか、団結の吉と出るか。
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チーム「巧房」岡田茂樹さん。 予約が取れない人気鉄板焼オーナー。男塾塾長。 皆の船席を仕切りつつ、こっそり一番良い席を狙う。 |
チーム「巧房」木本寿恒さん。 "釣れなかったら坊主頭"のオーナー命令に今回も 怯えながらの嬉しい1匹に狂喜乱舞。助かった! |
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チーム「ぢゅげむ」大久保哲也さん。 福岡屈指のマニアックな貝焼き専門店オーナー。 貝釣れコールに悩まされながらもナイスシーバス。 |
チーム「ぢゅげむ」竹元亮一さん。 五島列島出身、実家は釣り船を持つ期待の選手。 経験浅いルアー釣りに苦しみながらもサゴシGET。 |
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チーム「リンダ」日高慶太さん。 高砂エリアが誇る一軒家イタリアンオーナー。 釣れずに焦った末にようやく確保。歓喜の一匹。 |
チーム「リンダ」藤井徹さん。 こちらも釣れずに顔面蒼白、神頼みで釣れたのは まさかのゴミ。釣りの神と笑いの神を間違えたか。 |
チーム「キャリー」吉田新さん。 "90cm以下はリリースっすよ"と大口を叩きつつも やっと釣った43cmをキープ。吐いた唾を飲む。 |
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「・・・・・あ・・・・なんかコレ・・・・竿が・・・」 |
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でたーーー!81cmの大型シーバス! |
「81が出たらしいよ!」「マジで!」 3番艇からの速報を受け、一気に盛り上がり見せる1番艇・ドナルド号のCグループ。残り時間はあと僅か、ラストスパートで追い上げられるか。
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チーム「アシェット・ド・マコ」山方義孝さん。 肉屋が本業、釣り師が副業の頼れる助っ人。 49cmを上げて、あとは岡部さんに期待だ。 |
チーム「サディダカール」天本香子さん。 早朝から顔が土色、酒臭さを漂わせて参戦。 何とか24cmを上げて"長坂くん頼むわよっ" |
(左)チーム「アシェット・ド・マコ」岡部誠さん (右)チーム「サディダカール」長坂嘉明さん たわむれる2人。残念です。もう釣り辞めます。 |
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チーム「キノシタ」木下昭富さん。 料理とワインと釣りを愛する若手シェフ。 今回も最強助っ人パートナーを引き連れ 37cmを上げて奮闘。"諸隈さん頼みます!" |
チーム「夢の蔵」木村尚之さん。 日本代表クラスのスキューバダイバー。 海を極める達人だが、魚の鱗が大の苦手。 56cmの良型を上げて"ウメジ頼むばい!" |
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チーム「キノシタ」諸隈秦典さん。 DJと釣り師どっちが本業か微妙な助っ人。 GTやマグロを釣り上げるほどの腕前だが "シーバスはよく分かんない"とこれまた微妙。 しかし期待に応えて大型GET!イケルか? |
チーム「夢の蔵」梅原慎児さん。 "魚釣りと魚の撮影と魚の本を読むのが趣味" という、もはやサカナくんと紙一重の男。 釣具店に通いつめ、パソコンで情報を集めて 作戦通りに大型GET!こっちもデカイぞ。 |
時間ギリギリまで全員で竿を振り続け、正午前にタイムアップ。
3時間半の短い釣行だったが、今回は勝負の行方がまったく分からない。帰りの航海中もグループ同士で情報が飛び交いながら、おのおのが受賞の期待に胸を膨らませる。
さあ、いよいよ結果発表です。
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第3回大会 受賞結果
海を愛するサカナくんと、海の中を知り尽くす潜水のプロが2人で力を合わせての受賞。 玄界灘の新鮮な魚が楽しめる南区の名店「夢の蔵」が、大会参戦2度目にして見事に優勝に輝いた。 |
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今大会最大の81cmを釣り上げたヤスくんとアラタくんの若手コンビが受賞。 今年9月に開店した「イタリア食堂キャリー」の真新しい看板に更なる輝きをもたらす受賞となった。 |
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学生の頃から親しい釣り好きペアが、初参戦にして嬉しい受賞。 来月に開店1周年を迎える「トラットリア・カリメロ」の快進撃に勢いをつける受賞となった。 |
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サイズだけじゃなく数まで伸ばした梅原さん。「初参加なのに賞もらってスイマセン!」と最後まで低姿勢で帰っていったが、乗ってるクルマがシャコタンだったのを僕は見逃してないぞ。 |
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カリメロペアが個人表彰台を独占。「頂いた賞品はお客様にサービスします」と笑顔を見せていたが、周囲から疑いの眼差しを向けられていた。大丈夫よね。書いたからね。 |
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数人の該当者がいたが、満場一致でレディーファースト。さすが飲食店の皆様、マナーのプロですね。おめでとうございます。 |
表彰時に突然発表されて物議を醸した個人賞。該当者7名から見事に選出、下から上までナイスコーディネイト。首元を除いて。 |
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数で他の追従を許さなかったカリメロペアの活躍もあって、怒涛の釣果で歓喜の受賞。チームワークの勝利です。ペットボトルはカウントしてません。 |
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優勝チームを出すものの数で及ばずまさかの受賞。「班長だったから忙しくて釣れなかった」「星占いが悪かった」と言い訳を繰り出す岡部さんを、皆が温かい目で見守ってました。 |
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前大会に引き続き、快くご協賛下さった企業各社の皆様と、新しく大会にご協賛下さった皆様に厚く御礼申し上げます。本当にありがとうございました。
次回の第4回大会は、来年四月~五月頃、「春の玄界灘・テンヤ釣り大会」を予定しています。
参加選手の皆さん、ご協力下さった船長方々、事務局スタッフ皆さん、お疲れ様でした。
また会いましょう!
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<大会後記>
無事豊漁となったこの日の夜、釣れた魚はそれぞれの参加飲食店で調理され、多くのお客様方に美味しく提供されました。
本大会の最大の特徴は、生産者(釣り人)・提供者(飲食店)・消費者(お客様)が、たった一日の間で、しかも目に見える形で繋がることです。これは、豊富な幸が溢れる海と、食の喜びが溢れる繁華街とが、ほんの目と鼻の先の距離にある福岡という街だからこそ実現できることなのです。
この大会が、福岡の魚食推進ならびに水産の地産地消につながる活動となっていけることを切に願います。
会発足のお知らせ
以下の通り、本会を発足いたしましたのでご報告申し上げます。
名称 | 福岡飲食店フィッシング愛好会 |
発足日 | 2012年11月20日 |
入会規定 | 福岡県内で飲食業に携わり、店舗を代表して参加できる方 |
釣りを愛する方、釣りを愛する予定のある方 | |
事務局 | E-MAIL:watanabe@kenbundo.jp |