第4回大会 概要

日時:2014年05月07日(水)
題目:テンヤ五目マダイ
選手:全17店舗チーム、34名
大会レポート

2014年もいよいよ開幕したFIFA釣り大会。いつも春の大会は天候に悩まされるが、この日は快晴&ベタ凪の絶好の釣り日和となった。 毎回恒例となった集合写真にも、実は1列目の人から大物賞が出るとか、2列目と3列目から優勝店舗が出るとか、いろんなジンクスがあるらしい(?) 笑顔とマジ顔が入り混じるなか、皆さんハイチーズ!
![]() |
今回の主な釣りターゲットを一部だけご紹介。 |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
1番艇・ドナルド号、2番艇・飛翔号、3番艇・さつき号、4番艇・スティングレイ号
参加17店舗それぞれがクジ引きして乗船。夜明けと共に4隻の船が一斉に走り出す光景は爽快で、選手達の気持ちを否応なく高揚させる。 |
はい来た来た!1番竿を出したのはドナルド号に乗り込んだ選手10名。
釣り経験も豊富な選手が揃ってかなり期待大なグループです。賞とったるどー!
チーム「ル・ブルトン」溝口寛さん。 本場のガレットを提供するカフェオーナー。 さっそく良型アラカブで2ポイントGET。 |
チーム「ル・ブルトン」溝口党央さん。 寛さんの兄で、山笠も手掛ける博多人形師。 初参加だが釣りはスペシャリスト。ヤズを瞬殺。 |
チーム「レキップ」中川力さん。 薬院の夜を賑わす人気イタリアンオーナー。 タイはタイでもフエフキダイ。マダイ来ーい。 |
チーム「レキップ」熊本明彦さん。 家族と登山をこよなく愛するフレンチシェフ。 巨大アラカブに本人ビックリ。調理に悩むぜ。 |
チーム「神楽」神野浩之さん。 助っ人頼みで毎回受賞してしまう焼肉店店主。 おおっとマダイきた。今回は自力で賞とるぞ。 |
チーム「神楽」徳永隆一郎さん。 人生を釣りにかけるスーパー助っ人。 マダイにマゴチにイシガキダイと五目連発だ。 |
チーム「リンダ」日高慶太さん。 高砂の路地裏に隠れた一軒家イタリアン店主。 粘りに粘ってアラカブGET。嬉しい1匹。 |
チーム「リンダ」藤井徹さん。 前大会ボウズの不安が頭をよぎりつつも とりあえずヤズが来ました。良かった! |
チーム「COME」米谷健太郎さん。 創作あふれる春吉の人気イタリアンオーナー。 順調に釣果を伸ばしつつ太めのヤズもGET。 |
チーム「COME」勝目洋光さん。 大会前に92cmのヒラメを揚げたショア熟練者。 この勢いでオフショアでも大型を狙うぞ。 |
続いて3番艇さつき号に乗り込んだのは・・・・・・・・・・・・・・・・・
チーム「白金巧房」岡田茂樹さん&孝作さん。 釣りは熟練、船舶免許まで持つ親子の強力タッグ。 |
チーム「中島町倶楽部」奥津啓克さん&木村尚之さん。 大物釣りの達人とダイビングの達人の異色ペア。 |
チーム「スマイル」朽網浩二さん&平田修一さん。 前大会は助っ人参加、今回初の店舗出場のチーム。 |
チーム「カリメロ」永渕敏之さん&松永祐喜さん。 普段から遊漁船で釣りに親しむ期待大の若手コンビ。 |
・・・・・・この写真、まさか皆さん釣れなかったの?いやいや実は爆釣してるんです。
あまりに忙しすぎる船の上、写真がほとんど撮れなかったそうですが・・・
岡田親子の孝作さんが良型アマダイGET! 大会随一の釣り経験を誇るパパが実力発揮。 |
永渕さんが釣り上げたのは巨大なアオハタ! 船長も驚く大型の外道、これは受賞の期待大。 |
このグループ、本来はマダイ(5ポイント)に使う活エビ餌を全てアラカブ(1~2ポイント)に投資して、
狙いどおり大量のアラカブを釣り上げ、本命のマダイは切り捨てるという大胆な作戦に出た。
ホームランよりもシングルヒットを狙うこの作戦、果たして吉と出るか凶と出るか??
2番艇・飛翔号に乗り込んだのは、女性3人を含むフレッシュな選手8名。
初心者とベテランが織り交ざるアンバランスさが、逆に船上でパワーを生み出していく。がんばってー!
チーム「酒陶築地」築地輝幸さん。 美酒美食ファンが集う平尾の隠れ家店主。 カワハギはじめ良型連発。最高の仕入日和や。 |
チーム「酒陶築地」築地真須美さん。 二日酔やボウズで毎回いつも足を引っ張るが 入籍後の今回は大型連発。妻がんばるわよっ |
チーム「Bar Wada」和田博司さん。 大宮に新オープンした隠れ家バーオーナー。 初参加ながら根魚連発。アコウもきたぞ。 |
チーム「Bar Wada」船越幸恵さん。 人気ケーキ店をいとなむ助っ人パティシエ。 こちらも良型のアコウを釣って嬉しい笑顔。 |
チーム「アシェット・ド・マコ」岡部誠さん。 星は確実と期待されつつミシュランを断った男。 突然の良型アコウ連発に笑いが止まらないぞ。 |
チーム「アシェット・ド・マコ」上村愛子さん。 大会前に75cmマダイを揚げた感触そのまま 大騒ぎで釣り上げたらヤズでした。ナイス。 |
チーム「カリラ」大石昌史さん。 釣りはまったくの初心者ながらアラカブに マダイにミノカサゴと連発。もってるねー。 |
チーム「カリラ」梅原慎児さん。 前大会の優勝助っ人、通称博多のサカナくん。 アラカブ爆釣のあとマダイ連発。ポイント稼ぐぞ。 |
毎回ハズレクジの4番艇スティングレイ号に乗り込んでしまった選手8名。
他の船がどんどん釣果を伸ばしていく中、苦戦しつつもマダイ狙いで一気に勝負をかける。さあラストスパート!
チーム「ぢゅげむ」大久保哲也さん。 貝焼き専門店を営むマニアなオーナー。 マダイ狙ってマゴチを釣る。マニアック~。 |
チーム「ぢゅげむ」竹元亮一さん。 前回シーバス大会でサゴシ1本に終わった 雪辱を晴らすべく参戦。よかサイズですよ。 |
チーム「キャリー」吉田新さん。 西新で人気沸騰中のイタリアン店主。今回も "エサ無しでも釣れる"と大口叩いて小カブで終了。 |
チーム「キャリー」園田秦裕さん。 前回巨大スズキを釣って店主の名誉を救った男。 今回もマダイお見事。いっそ店主交代して良し。 |
チーム「大名好房」木本寿恒さん。 白金巧房との2店舗出場の片輪を担う男。 しかし巧房チームを完全敵視、下剋上を目論む。 |
チーム「大名好房」浅香隆之さん。 ベタ凪でアネロン3錠を飲み干す酔拳の達人。 大歓声の中70cmマダイGET!大物賞くるか? |
チーム「サディダカール」天本香子さん。 二日酔いなのにまさかのマダイに大歓喜。 マダイよりも顔が赤いのがかなりヤバイ。 |
「船長ぉ~またヤズが来ましたぁ~」 |
|
正午になったところでタイムアップ。皆さんお疲れ様でした!!さあ、港に戻っていよいよ受賞結果の発表です!!
第4回大会 受賞結果
リールの扱い方も知らずに参加したオーナー大石さんのビギナーズラックと、個人最高30ポイントを稼いだ梅原さんの揺るがぬ実力で見事に受賞。 高宮で人気の「CafeBar カリラ」初参加で晴れの優勝に輝いた。おめでとう! |
料理人歴より釣りキチ歴のほうが長い奥津さんと、玄界灘を知り尽くすダイバー木村さんの初ペアが受賞。 福岡が全国に誇るオトナの隠れ家「中島町倶楽部」の看板に花を添えた。アラカブ20匹超えはお見事です。 |
マダイ三枚を含む18+23ポイントのチームワークで受賞。 助っ人頼みと呼ばれ続けた過去を払拭し、神野オーナーの プライドはようやく守られた。これで奥さんに顔向けできるね。 |
釣り熟練者の兄貴を呼んだものの、青物釣り大好きな兄貴が 青物しか釣らずにまさかの撃沈。男らしい。おめでとう! |
マダイや大型アラカブを釣りつつ、高級魚アコウを爆釣した 飛翔号のグループが他の追従を許さずダントツ勝利。 まさに飲食店大会にふさわしい仕入れ日和となった。 |
|
個人の部 5位 チーム「ぢゅげむ」大久保哲也さん とどろき酒店賞 宮寒梅 純米大吟醸 |
個人の部 10位 チーム「ぢゅげむ」竹元亮一さん MHD賞 シャンドンロゼ/クラガンモア12年 |
個人の部 15位 チーム「Bar Wada」和田博司さん MHD賞 オーバン14年ハイランドモルト |
個人の部 20位 チーム「レキップ」熊本明彦さん 松屋利右衛門賞 鶏卵素麺たばねセット |
個人の部 25位 チーム「スマイル」朽網浩二さん 津田信太郎議員賞 モエ・シャンドン |
個人の部 30位 チーム「リンダ」日高慶太さん レミーコワントロー賞 ハイランドパーク12y |
外道と呼ぶには素晴らしすぎる4キロの巨大アオハタを釣り上げた永渕さんが文句なしの受賞。博多ではアオナと呼びますね。 お店で美味しく調理しちゃって下さい♪ |
表彰時に突然発表する特別賞。今回も複数該当者の中から見事に選出。帽子のロゴとグラサンのシンメトリーがイイ感じです。 |
笑えるほど小さなマダイを釣って海に還した大石さん。 まさかこの5ポイントが優勝を決めて小物賞までもらえちゃうとは、 あの赤ちゃんマダイ様に大感謝ですな。 |
70cm超えが2枚ということで仲良く賞を分け合った男同士。 ヘルニア持ちと船酔い男、弱った2人が人間ドックご招待を 受賞しちゃうという、なんたるドラマチック。おめでとう! |
前大会に引き続き、快くご協賛下さった企業各社の皆様と、新しく大会にご協賛下さった皆様に厚く御礼申し上げます。本当にありがとうございました。
次回の第5回大会は、本年11月頃、「秋の博多湾・シーバス釣り大会」を予定しています。
参加選手の皆さん、ご協力下さった船長方々、事務局スタッフ皆さん、お疲れ様でした。
また会いましょう!
<大会後記>
無事豊漁となったこの日の夜、釣れた魚はそれぞれの参加飲食店で調理され、多くのお客様方に美味しく提供されました。
本大会の最大の特徴は、生産者(釣り人)・提供者(飲食店)・消費者(お客様)が、たった一日の間で、しかも目に見える形で繋がることです。これは、豊富な幸が溢れる海と、食の喜びが溢れる繁華街とが、ほんの目と鼻の先の距離にある福岡という街だからこそ実現できることなのです。
この大会が、福岡の魚食推進ならびに水産の地産地消につながる活動となっていけることを切に願います。
会発足のお知らせ
以下の通り、本会を発足いたしましたのでご報告申し上げます。
名称 | 福岡飲食店フィッシング愛好会 |
発足日 | 2012年11月20日 |
入会規定 | 福岡県内で飲食業に携わり、店舗を代表して参加できる方 |
釣りを愛する方、釣りを愛する予定のある方 | |
事務局 | E-MAIL:watanabe@kenbundo.jp |